メルヘン村に行ってきたよ(佐賀県武雄市)

メルヘン村に行ってきたよ(佐賀県武雄市)
この日は待ちに待った「メルヘン村」に行ってきました。

何かの動画で流れてきたメルヘン村の歌が頭から離れず。
それからもう行きたくて行きたくて、いつ行けるかなー??と機会を伺っておりましたが、ようやくです。



目標の看板を左折して

このワクワク感高まる坂を登り切ると

お待ちかね、「メルヘン村」の駐車場に到着です。


これは…。
春には咲き誇る桜がきっと美しいでしょうねー。


いざ行かん、入り口(仮)へ


この記事がアップされる頃には入り口(真)も完成しているとは思いますが…。
(新)ではなく(真)なんですね。
こういった細かいこだわりっぷりに期待感しかありません。


ということで。
早速、メルヘンの世界に突入してみましょう。



まずはお詫びいたします



最初に驚いたのは、意外にご家族連れの多さです。

本当になんでもない平日の曇り空。
道すがらも閑散とした雰囲気で、「これは絶対閑古鳥」と確信していた私のアンコンシャスバイアスでした。

いやほんとにごめんなさい。

ファミリーと中高生くらいの女子チームで賑わう村内の様子に、地域皆さまからの愛され度を肌身に感じました。

何より、この手の遊園地あるあるですが、スタッフの方の「愛」が半端ない。

客観的に。
シニア一歩手前の女性二人連れの私たちこそ場違いなお客かと思うのですが、すれ違うスタッフさんどなたも明るい笑顔で「こんにちはー!」「こんにちはー!」と満面の笑みでお出迎えしてくださいます。

ああ。このメルヘン村の中ではみな年齢に関係なく村の住人として過ごしていいんだなー、と心がじんわり温かくなりました。


早速、村のドンにご挨拶



私たちが「メルヘン村」を知ったのは、Youtubeで流れてきたこの曲がきっかけです。




どんどんどんどんドン・グリス〜♪
どんどんどんどんドン・グリス〜♪
このフレーズが脳内で無限再生されてしまう。

「もう、ドン・グリスに会いに行くしかない」と思わせる、
そんなサブリミナル効果の高い曲を聴いてしまったから。

ということで。
他府県から訪れましたストレンジャーの我々は、郷ニ入ラバ郷ニ従ヘ、一宿一飯ノ恩義を果たすべく(宿泊施設はありませんが)、まずは首長のドン・グリスへご挨拶に向かいたいと思います、let's go!



道順の示す右方向へ斜面を進めば、



ドン・グリスにご対面!


ドン・グリスがドン・グリスになったのは2019年ということで、それ以前には「リスのすべりだい」と呼ばれていたようです。

しっぽが滑り台になっていて


足元にははしご状の階段や、冒険心をそそるあなぐら風の通路など、



ちびっ子に楽しい仕掛けもいっぱいです。

また、ドン・グリス足元にはすごろくのようなマスも描かれていました。


どうやって遊んだのでしょうか…。
昔は大きなサイコロで遊べたのかもしれませんね。

ドン・グリスの鎮座する高台に佇めば、まだ、ドン・グリスが「リスのすべりだい」と呼ばれていた時代の子どもたちの賑わう気配を、ふと感じるような気がします。






昭和団塊ジュニアの我々には既視感しかありません



首長への挨拶も滞りなく済ませることができましたので、ザクザクと園内を巡ります。

そうそう、そうです。
遠足で行った遊園地、こんな感じの場所がありました。


ズラッとね、みんなでゴザ敷いて。
懐かしい景色です。


続いてこちら。
屋根の上のパル◯スを彷彿とさせる兵隊さんは昭和遊園地の定番(なのか?)。
パンチの効いた花柄もGOODです。


園内は懐かしい感じの乗り物も。



こちらは村内随一のナウな絶叫マシン。「ドラゴン2005」
パル◯スのような兵隊も勇ましく、今年20歳の現役です。



そしてこちらはトルマリンプール。
トルマリン…。

ちなみに。
温泉や銭湯でお馴染み(かもしれない)トルマリンですが、一応チャチャッと調べてみると、「血行促進」「新陳代謝の活性化」「ストレス軽減」「空気の浄化」「体全体の活性化」「疲労緩和」「体温の上昇」このほか、さまざまな効能が期待できる、ということです。

「ろか室」ということは、トルマリンで濾過しているのでしょうか。

とりあえず、ウルトラの方が監視員なのは安心ポイント高めです。

そのほか諸々。
もう、ほんと見どころ満載、楽しみ方無限大です!


ちゃんと、ひととおり揃ってます



ぐるっと村内を巡ってみると、たとえばアスレチックとか、


迷路だってあります。これが大人でも意外と難しい。



行き止まりには謎の張り紙…



なぜか、本物でも行き止まり♡

人生の理不尽さや厳しさが味わえる仕様です。


公園大好き!特に滑り台大好き!というちびっ子たちには、こちらの芝生公園もおすすめです。
とにかく滑り台が豊富。





おっとこれは…。いや何ともシュールなデザインに目が釘付け。

いろいろと遊び心が満載です。


まだまだいきます、楽しさ無限大。



こちらは屋外卓球場。
風向きを制するものが勝利を制する。

逆風に耐え、追い風に乗る。遊びの中に人生の教訓を学ぶ仕組み。


こちらも屋外遊戯エリア。
屋根があるので夏の日差しや小雨程度は問題なさそう。
正面に見えている遊具はトランポリン。


さらに、いろいろと懐かしい遊具がズラッと。
フラフープもありますね、懐かしい。




ミニステージっぽいものも。


ボールプール?って呼べばいいのかな。
子供が大好きなヤツですね。


こちらは幼児用のゴーカートっぽいエリア。
最近、これに乗ってる子も、めっきり見かけなくなりました。



とにかく、体を使う遊具って、案外置いているところを見かけない気がします。
最近は子供が体を動かして安全に遊べる広場や公園が少なくなっているようなので、こういった遊具はなかなか素敵だなと思います。

しかもほぼ全て無料で遊べるようです。


こちらは休憩所(兼、ゲームコーナー)とか



硬い扉を開くと、中はこんな感じ


あ、ウサビッチのプーチンとキレネンコ!私もYAMAも、この3Dアニメ好きだったのよ。


やっぱりメルヘン村の休憩所は一味も二味も違います。
手作りのゲームに


エアホッケーや木馬なんかもあります。


私はエアホッケーが大好きなのでちょっとやってみようかと思ったのですが、このタイプは始めて見ました。
どうやらパックからエアーが出る…のかな?と思うのですが

電池切れかな?動かないのでゲームは断念。

代わりに先ほどの手作りゲームにYAMAが挑戦。これも案外難しい。


結局なんだかんだ言っても、こういうシンプルな遊具のほうが子供は飽きずに楽しめるのかも。



どんどん行きます!どこまでも



さて、遊園地といえば、動物園はお約束。
目立つほど大きな子たちはいませんでしたが、みんな大好き餌やりコーナー!
主役は「ウサギ」「ヤギ」「モルモット」です


で、YAMAの餌やりはお約束。


まずはアライグマ。

餌やり口から専用の餌を投入

たしか同じ檻内に3匹くらいいたのですが、最初はどなた様も餌には見向きもせず。
しばらくして代表で1匹、仕方ない感じでこなれた感じで食べにきてくれました。


とりあえず皆の代表で餌を食べたあと、もうOK?と言わんばかりの眼差しで確認。
餌が終了したと察すると、元いた場所に戻っていかれました。



きっと、お客さんに餌をもらいすぎて飽きちゃったのかな…?


さて、気を取り直して。
お次はヤギ、餌はニンジンです。


まあ、安心安定のヤギっぷりですね。

続きまして、みんな大好きウサギです。


こちらは通常運転のようですね。
普通に寄ってきてくれました。


あれ。おサルもいたのね!と思ったら…


永眠されていました。
きっとお客さん、係の人、多くのみんなに愛されていたんでしょうね。
どうそ安らかに。。。


これで、とりあえず、餌やり行脚は一旦収束。
かと思いきや。
この方を語らずしてメルヘン村は語れない。
メルヘン村といえばドン・グリス。
ドン・グリスといえば…。



もちろんYAMAの餌やりはデフォルト。


やっぱり、餌やり系のコーナーは世代を超えて楽しいものです。

オブジェも圧巻



その魅力の全てをここでご紹介しきれないのが悔しい限りですが、私個人の見どころポイントの一つが、オブジェの多さです。

おお!これは「はぜどん」?!

ヒロインはシーラちゃん?シーランだったかな。

他にもいろいろ。





懐かしいを通り越して、情報量が多すぎます(笑)。


ガチャだってあるし


ただし、ドン・グリスづくし。
(多分)ここでしか買えないレアモノ揃い。

せっかくなので、100円で買える幸せをガチャってみます。

さて、どんなラッキーに出会えるでしょうか…。
マシンも昭和世代には懐かしいフォルムです。


中からはドングリスのミニ…なんだろう。シール?と手書きの一言メッセージが。

ハイパーメルヘン期が楽しみです。
ちなみにシールの裏はこんな感じ。



お土産コーナーも充実



遊園地といえば、定番のこれ


セットもございます。


こんな映えスポットもありました。


JKと思しき女子たちがお土産コーナーで楽しげにショッピングしている姿にほっこりしました。


昭和ノスタルジーこそが最先端かもしれない



平成生まれのご両親や令和生まれの子供達にとっては、「昭和」の存在そのものがもはや「メルヘン」かもしれません。

とにかく、想像以上に楽しくて、情報量が多くて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

小さい子供がいるご家族連れには、かなり楽しめる遊園地だと思いますし、よその施設では有料の遊具が無料で開放されているのも、素敵だなと思いました。

地方の遊園地が年々閉園している現状において、また、子供がのびのびと遊べる場所が激減している昨今、このメルヘン村は本当の意味で「子供に優しい、家族に寄り添った遊園地」だと感じました。

最新技術やAIを駆使したアトラクションも楽しくて大好きですが、こういった「子供らしく遊べる場所」はぜひ、後年にも残していってほしいな、と思います。


遊園地のもう一つのお楽しみ「お食事コーナー」も堪能してまいりましたので、ぜひ、こちらの記事もお読みいただければ嬉しいです。
>>>メルヘン村でお昼ごはん


最後に。
最近知ったんですけど。
ドン・グリス〜♪の歌は、JOY soundにあるらしい…、です。

あと、撮影会もやってます。
お会いしたかった…。


メルヘン村
佐賀県武雄市西川登町大字神六20040番地
https://www.marchen-mura.jp/access/

<休館日>
年中無休

<営業時間>
9:30~17:00 (最終入場16時、荒天時は臨時休村有)
<入場料>
大人(高校生以上)1,200円/小人800円(3歳〜中学生)
福祉・団体料金あり(公式サイトをご確認ください)

<駐車場>:有/有料or有料
大型駐車場完備:1,000台収容可能(無料)

<お問合せ先>
住所:
佐賀県武雄市西川登町大字神六20040番地
電話:
0954-28-2835

<特記>
ベビーカー(300円)・車イス(無料)の貸出も行っています。


スポンサーリンク