せっかくなので、元旦は伊勢、志摩、鳥羽へ　大阪発～下道で行く！車中泊旅行編24～

と、どこかの電鉄会社のCMのようですが、とりあえず初日の出見学ツアーと称し、YAMAと娘2人とで三重県に出向いてみました。

近所の神社でのカウントダウンに参加したのち、まずは鳥羽の二見浦方面に向け、適当に出発。
下道、4時間弱で到着予定…これは余裕ですねー(笑)。

予定していたよりも早く4時半頃には現地駐車場に到着、寒さも思ったほどでもなく、YAMAMORI一行ツアーは順調な滑り出しとなりました。

さて、ここからが本番、「初日の出、どこに拠点を構えるか」です。

二見浦と言えば「夫婦岩でしょー」ってことで当初は海に向かうつもりでしたが…。
どうやらこの季節、夫婦岩の間からのご来光は拝めないらしい、と判明。
(夫婦岩の間からの日の出は6月頃みたいです)

だったら「山、山行こう！山！」と、いうことで、初日の出スポットで有名と思われる音無山へGO!!

駐車場の警備の方に「山から初日の出見るのには、どこに行けばいいですか～？」などと聞いて、ほんのちょっとだけ苦笑いされながらも教えていただいた方向へ黙々と進み、音無山入口に無事到着。

まぁ、たいして下調べもせず行ったわりにはスムーズではないかな、と(笑)。

スニーカー程度の装備で登れる整備されたコースには、要所要所に警備員さんも配置され、迷うことなく目的地へと向かえました。
安心安全、至れり尽くせりの道程です。

しかし。

極度の運動不足であるMORIは、足が上がらず息が上がり…。
やっとのことで初日の出ポイントに到着したときには、「どんな難所を登って来たのやら」という体で、かなーりハズカシイ人であったのは言うまでもなく(笑)。

ヤングな娘二人は余裕のおやつタイムを楽しんでいらっしゃいましたが

そんなな私を優しく出迎えてくれたのはこのコ↓↓↓

「あぁ、こんなに寒くっても花は咲くんやぁ…」と、しみじみと感じ入りつつ気を取り直し。

さて。
ご来光拠点を定めなければ…と、周囲を注視してみれば、立派なカメラを首から下げ、微動だにせず一点を見つめる常連風の男性を発見！

「間違いないわ！！」と、彼の位置がベストスポットであると直感したわたくしは、彼の横にスタンバイ、やはり微動だにせずひすら日の出を待ちます。

この時点で、時刻は5時半ころ。
周囲はまだ真っ暗です。

ちょっと空が白んできたところで

分厚い雲が垂れ込めて、「本来の初日の出」は拝めそうにないものの、朝日自体は見られそう…。

風もなく穏やかな日…とは言え、冬の山には違いなく、そろそろつま先や指先の感覚がヤバい感じになってきた6時20分ころ。

ようやくワクワクする感じになってまいりました。

この日の日の出予定時刻は6時59分、あと40分ほどです。

雲の厚さに「こりゃダメだわー」と諦めて帰る人、「ここまで待ったからには、一目なりとも」と気合を入れる人、周囲は様々ではありましたが、一応、定刻ごろの様子は↓↓↓

写真では分かり辛いですが、雲が黄金色に縁どられて電飾さながらのキラキラ感にお集まりの一同からは「おおー！！」と感動の声が上がっておりました。

すると、みるみるうちに

これまた分かり辛いですが、雲の隙間からほんの少し見える太陽と、空には広がる光の放射が…！
(肉眼では、とても綺麗に見えました)

アップではこんな感じ↓↓

本来の初日の出としては登り切ってしまっているようですが、集まっていた皆それぞれに「きれー」とか「すげー」とか、それなりに楽しんでいました。

そうこうするうちに、時刻は7時をとおに過ぎておりましたが、

来た、

来た、

キタ━━━━ヽ(ﾟ∀ﾟ )ﾉ━━━━！！！！

コレコレ、皆が待ってたのはコレ！

一斉に歓声が！

…ではなく、シャッター音だったのが面白かったですケド。

で、せっかくなので観光満喫、こんなこともしてみたり

(「後光が差しているー！！」…とは、あくまでご本人の感想。)

そんなこんなで、初日の出を無事に拝めた我々は、せっかくなので二見浦の夫婦岩を見学したのち、朝食を済ませ、

せっかくなので伊勢神宮の外宮と内宮を参拝、赤福さんでの休憩も忘れずに、

せっかくなのでそのまま志摩へ向かい、以前から気になっていた地中海村を散策、昼食は食べそびれ。

せっかくなので、最期に鳥羽の展望レストランに立ち寄り、休憩方々、昼食兼夕食。

「せっかくなので」と伊勢、志摩、鳥羽をサクッと満喫したYAMAMORI一行は、ようやく帰路につきました。

ちなみに。
鳥羽の展望レストランを出る頃には吹雪に遭遇、あれよあれよと言う間もなく一気に降り積もっていく雪に、立ち往生する車も多数…。

YAMAMORI号も途中で不慣れなチェーンを装着することとなり、結局、自宅にたどり着いたのは2日の深夜でございました(笑)。