埼玉のオートレストラン「鉄剣タロー」に愛を見る

埼玉のオートレストラン「鉄剣タロー」に愛を見る
さて。

1950年代後半~1970年代前半(昭和30年代~40年代)にかけての高度成長期。
この時代は、日本人の生活や価値観の大きな転換期となりました。


現代では主流の核家族思想。
その根底となる「マイ・ホーム主義」
この言葉が生まれたのは、まさにこの時代。


鉄筋コンクリートの建造に内風呂、水洗トイレ、ダイニングキッチン、ベランダ、応接間…。
この最先端の住居スタイルを備えた「団地」は皆の憧れの的でした。


主婦や家族の生活スタイルを大きく変える家電が登場したのも、この頃。
洗濯機、冷蔵庫、テレビは「三種の神器」と呼ばれます。


さらに高度成長により生み出された金銭や時間の余裕。
こういった豊かさは一般庶民に「余暇」という意識を与えます。

「レジャーブーム」の到来もまた、高度成長の恩恵の賜物でしょう。



そして、そのレジャーブームとセットとなるのが「マイ・カー」ブーム。


ちなみに、「マイ・カー」という言葉ですが。

当時のPR雑誌『愛知トヨタ』で編集を担当していた浜口治男さんという方が、「風呂場で閃いた」とのこと。
さすが、世界のトヨタ。
雑誌編集者の閃き方も洒落ている気がします。

JAMAGAZINE『特集 時代とクルマ』(P4あたり)



ということで。

この「マイ・カー」ブームにより、日本の道路(周辺)事情も大きく変わります。


誰もが気軽に遠方に出かけられるようになったのです。

とは言え、まだまだ高速道路は絶賛発展途中。

なので当然、下道(一般道)が主流のドライブです。


長距離ともなれば、当然、休憩も必要です。
必然的に休憩施設も発展していくんですね。


さらには、高度成長期の深夜のヒーロー、長距離トラックのドライバーズの存在です。
24時間営業のオートレストランは、夜間を走るトラック野郎たちのオアシスでもありました。



そんなこんなで1970年代中ごろには高度成長もひと段落。
オートレストラン文化もひと段落…かと思いきや。

1970年代後半に登場したインベーダーゲームから開花するゲームセンター文明。
これがオートレストランに新たな道を開きます。

ゲームセンターと融合したオートレストランは、郊外型娯楽施設としてさらに進化していきます。

が、しかし。

1980年代に入ると、コンビニ、ファミレスと深夜営業の世界に新しいカルチャーが台頭してきます。

また、この頃には高速道路も大幅に整備され、幹線道路の需要も下降していくのです。


日本の高度成長を支え続けた幹線道路。
それを拠点に発展したオートレストラン。

この高度経済成長期の申し子は、発展する歴史の中で取り残され、衰退していきます。


この流れは、アメリカの「ルート66」の歴史を彷彿とさせます。
まあ、規模も成り立ちも違うけれど…。



数十年という短い歴史の中にある光と影。
その両方を孕んでいるかのようなオートレストラン。

そこには、「時」が染み込んでいる気がする。
かつての賑わいの残像を感じる気がするんですよ。


で、オートレストランと言えば。

私の大好きだった「オートレストラン長島あぁぁぁ」(泣)。

↑↑↑この個人的な哀しみも抱えて。


この日は、埼玉にあるオートレストラン「鉄剣タロー」へ。



「鉄剣タロー」は、レトロ自販機の本で紹介されていたり、映画のロケ地になっていたり…。

いわゆるマニア系スポットです。

鉄剣タローをブログで紹介されている方も多数。


まあ、そんな感じの場所ですから。


「ウェーイ!」キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
的な、軽いノリでYAMAMORIも訪問してみたのですが…。


いやいやいやいや。
どう表現すれば良いのか…中身が濃い。


いや、店内はどちらかというとガラーンとした感じなんですケド。
細かーく詰まってる感がハンパない。


まあ見てみて!ってことで。

あ。

先に言っとくと、今回の内容は巻物レベルの長さになってます。

お時間に余裕のある時にお読みくださいませネ!



では、余裕のある皆様は「鉄剣タロー」へ、レッツGO!

名店は入る前からパンチが効いてるね!


まずは、お店の入り口から。

入口の手前の階段中央、真正面にデンと立てられた看板
ごみ持ち込み禁止


すでに入店前から。

「来たかいがあったわ~」
と思うほど、パンチの効いたお出迎えです。


そして、扉には周年記念キャンペーン実施中の張り紙。

30周年、ということは…。
鉄剣タローができたのは昭和と平成の狭間、バブルの頃でしょうか。
周年記念キャンペーン




それでは。
鉄剣タロー30歳とバブル期へのオマージュも込めて。

ワクワク・ウキウキしながらイソイソと店内へ入ってみます。

ようこそ!ここが鉄剣タロー


扉を開け店内に足を踏み入れると。
天井にある青とピンクの照明が、ほのかな紫の空間を演出しています。
ネオン照明



「薄暗い」というほどでもなく、「明るい」というほどでもない。
「健全」というほどでもなく、「淫靡」というほどでもない。

そんな不思議な落ち着き感があります。



横長に広がる店内は、大きく分けて

右):現在、特に使われていないスペース
右側


中央):テーブルのある休憩スペース
中央


左):ゲームコーナー
左側



と、この3つのエリアで構成されています。



ではまず、入って右手側のエリアから探索しましょう。

意外に重要!右側エリア


ここは映画「TOKYO TORIBE」のロケで使われたようです。
映画シーン



今は未使用な様子ですが、映画の雰囲気が壁に残されています。
作品を観た方には2倍楽しいロケーションかもしれません。
壁1

壁2



この他、鉄剣タローでは「ズタボロ」や「闇金ウシジマくん」のロケも行われたらしいです。

天井には記念のポスターも貼ってありました。
天井ポスター



さらに両替機、そしてドライバーには意外に重要なトイレもこのエリアにある、と。
両替機とトイレ


両替はもちろん新札だよね!…ってことですか??
新札両替






そう、トイレ!


これ、下道(一般道)を長距離走る、またはお子様連れの方は分かると思うのですが…。
実は、一番困るのがトイレ(笑)。

今でこそ、コンビニや道の駅のおかげで困ることも少なくなりましたが…。


コンビニやファミレスなどがほぼ無いような時代。
「トイレ」は、長距離や夜間ドライバーの重要課題のひとつだったのです。
(多分)


食事もさることながら。

「トイレ在ります」

これも、24時間オートレストランの重要な役割だったのです。
(多分)



で、気になるトイレはこの扉の先。
トイレドア

トイレ中



トイレに御用の方は自販機でペーパーを忘れずにご購入ください。
ティッシュ自販機

ティッシュ購入




さて、と。

映画と言えば撮影、撮影と言えばカメラ、カメラと言えば防犯カメラですよね!




ということで。

棚に収納されている防犯カメラはきっと非売品。
棚の防犯カメラ


防犯に防犯を極めた結果が収納…なのか。


棚を逆に使っているところが、見どころのひとつとなっています。
逆の棚

とても気になるのは扉


個人的にはこのラーメン柄の扉
ラーメン扉

と、

「絶対、ここスナックだったよね~?」ふうの
「貴重品はない」と書かれていると、かえって気になる扉。
スナック扉



さてさて。


かつて、この扉たちが忙しく開閉していた時代。
その先にはどんな賑わいがあったのか…。


このあたりが気になるポイントなのですが、あなたはどうでしょうか。

やっぱり、本業はレトロ自販機ってことで


入って正面のエリア。
鉄剣タローの本業はコチラ。

近代的な自販機と肩を並べて、レトロ自販機も現役稼働しています。
ここにあるレトロ自販機は、その手の書籍でも紹介されています。
自販機1

レトロ自販機1




ということで。
ここからは皆様お待ちかねイベント「食べてみよう!」のコーナーです。

早速、食べてみよう!


ではまず、ハンバーガーの自販機から。
ハンバーガー自販機



選べる種類はチーズバーガーだけです。





やや熱めの温度で出てきたのは、キュートな絵柄の箱入りバーガー。
バーガー箱1

バーガー箱横



中身はこんな感じ。
バーガー1

バーガー2

バーガー3



このバーガーはバンズのシワシワがアクセントになっています。


そして
「パテの芯がちょっと温め。だけど、火は通ってるから大丈夫」
って感じです。


ですが、何と!バンズがアツアツなので、食べた瞬間に丁度良くなる。
食べた人にだけ分かる計算された仕上がり、ということでしょう。





次はトーストの自販機。
ハムサンド


こちらも選べるのはハムトーストのみです。




アルミのシートで包まれているとは!

これは予想外の展開でした。


さらに、本体の激熱っぷりにちょっと怯みます。

まるで
「キミはこれを素手で持てるか⁈」
と、問われているかのような一品です。
熱いトースト



中身はこんな感じ。
トースト1

トースト2



トーストは「からしバター」の風味がアクセントになっています。




ただ、両方とも。

「見た目から想像する味よりも美味しい!」

これが最大のお勧めポイントです(多分)。

やっぱり、「生うどん」ですか?


高度成長期を駆け抜けた団塊の世代。
そのjrである我々には、懐かしいカップめん自販機。
カップめん自販機


近年にはほとんど見かけなくなりました。




さらに、
「この旧モデルの自販機が稼働しているところって、他にあるのかな…」
とも思いつつ。

「せっかく来たんだし、食してみるか…」とも思います。
(商品はもちろん旧モデルではない)


が、しかし。


その横には生めんの自販機があるな…と。
生めん自販機



これは悩みどころです。



でも、やっぱりね。
夜中に「トースト&ハンバーガー」からの「カップめん」+「生めん」の連投はキツイ。


なので。

ここは「生めん」1本勝負でいきますよ、と。



小さく「チン」と音が鳴る魅力的な自販機。

取り出し口から「スッ」と差し出されるように出てくるカップ。
その様子には妙な「人間臭さ」を感じます。


かつて、昭和の子どもは
「自販機の中に人がいるのでは?」
そう思ったものです。

そんなファンタジーな時代を思い出させてくれる自販機です。


で、そのファンタジーな自販機から出てきたうどんは予想外の大盛り。
おつゆは関東風の色合いです。

関西人のYAMAMORIは、いつも関東風の濃い色のおつゆに怯むのですが…。
生めん1



味は「濃すぎる」「塩からい」ということは一切なく。
むしろ丁度良い味わい。

と、そんなことよりも。
注目すべきはこの天ぷらの量ではないかと。


具材もさりげなく素敵です。

そら豆ですよ??
そら豆天ぷら

カニカマですよ??
カニカマ天ぷら


天ぷらも麺も、てんこ盛り盛り!


ちゃんと七味もついてます!
七味付き



これを見た瞬間に。
妙な「勝った感」を覚えるのは私だけではないはずです。


YAMAは「美味し~美味し~」と感激して食べてました。




いや~。
これで300円とは。
カップ生うどん


いろいろと勝利でしょう。


しかーし!
私の「勝った感」の要因はこれだけではないのです。

やっぱり、料理の決め手は愛ですか?


突然ですが、生めん自販機の中身です。
自販機中1


いや、これね。
補充のためにオーナーさんがやって来た!
なので、記念(?)に撮らせていただいたんですよ。


こんなのも珍しいかと思い…。



で、このカップ生うどん。
実はオーナーさんの手作りで。
生めん2



オーナーさん曰く、
「盛り付けてるだけよ~(笑)」
とのことでしたが…。


ちっちゃいおばちゃん(オーナーさん)が、お盆にカップ生めんいっぱい乗せて。
運んでくるんですよ。

隣接する自宅兼事務所?から、せっせせっせと3往復くらい。

で、自販機に手製のカップ麺を一つづつ入れて補充する。



こういう姿と天ぷらの量を見たら、もう、「愛だよね~」とか思うワケで。



ホント、もうお腹いっぱい胸いっぱい。
「ありがとう、ごちそうさまでした~」ってなる。


ああ…。
まさに「勝った感」。
300円に感じる「愛」。



ちなみに。
カップは再利用するので、持って帰っちゃダメ。
数が減ると困るから。
持ち帰り禁止

鉄剣タローのここ凄!その1


何がスゴイって。
オーナーさんのコミュニケーション力がハンパないな、と。

これはもう、壁新聞。
で、合ってますか?
壁新聞

伝言1

新聞1

ありがとうメモ


町内会の掲示板よりスグレモノかもしれない。




とにかく、随所にあるオーナーさんのメッセージはもはや解説書。
説明1

説明2

説明3

説明4




全部を紹介しきれませんが、とにかく、全てに解説付き。
説明5



「懇切丁寧」とは、このことでしょう。




要は「テープ剥がす時は気を付けてね」ということなのですが…。
七味気を付けて



実際、七味テープの端もこのとおり。
テープの端





この説明書きの数々は「素晴らしい!」の一言しかありません。
各種取説でもここまで詳しくないんじゃないか?と思ってしまいます。


店内にあるメッセージは全て手書き、凄い文字量です。


カップに貼られた七味テープ。
これも1本1本、剥がしやすく右端を折り曲げるんです。

もの凄い手間じゃないですか?

これって愛じゃないですか?



文脈の「含み」が分からない人(ハッキリ最後まで言わないと分からない)
「なぜ」という部分を伝えられない(その必要性が分からない)

こういった人が増えている時代において。


鉄剣タローが示してくれる愛こそが、現代人にとって必要なコミュニケーションかもしれない。

そんな愛が鉄剣タローには詰まってるんです。


もう、ホント
「詳しく書いてくれてありがとう!」
「愛をいっぱい、ありがとう!」と思いました。

鉄剣タローのここ凄!その2


UFOキャッチャーの中身もさることながら。
UFOキャッチャー1

UFOキャッチャー2

UFOキャッチャー3



その隣にある「元はUFOキャッチャーだったはずのもの」を利用した種コーナー。
種1

種2

種3



これって多分。

オーナーさんが自宅裏庭(みたいなところ)で栽培してるやつなんだよね~。
種4

種5



っていうのも。


このテーブルの切り花。
オーナーさんが庭からチョキンと切ってきて、差し替えてるのを目撃したから。
切り花

ああ、この思いやりにも「ありがとう」と思う…。




で、種の話に戻ります。

私たちが到着した時に、ご家族連れがいたんだケド。
ここの種、その奥さんが持って帰ってた。


つまり、この「種コーナー」はちゃんと機能してるんだよ…。



おばちゃんの育てたニラが、どこかの家の庭で育つんだ…。
と思うと、何か凄いよね~と。




あと、ほんの少し。
いっそ、この種もUFOキャッチャーで取るようにすると面白いのに、とは思ったケド。

鉄剣タローのここ凄!その3


鉄剣タローはレトロなだけじゃありません。
しっかりと現代の風潮にも対応しています。

禁煙席、在りマス。
禁煙席

…が。

喫煙席



隣には喫煙席も在りマス、ということです。

鉄剣タローのここ凄!その4


ここのゲームははたしてレトロなのか??

そもそも。
アーケード系はほとんどやらないのでよく分からない。

アーケードゲーム



ただ、ここでの最大の問題は。


ほとんどが麻雀ゲームで、MORI遊べない!ということ。
麻雀ゲーム
麻雀のルールが分からない。



「おお!」と分かるゲームは…このマシンくらいかな…。
レトロゲーム


でも、シューティングとか苦手なんだよね~。
(どうにかクリアできたのはファミコンのギャラクシアンⅡだけ)

アクション全般も苦手だし。



以前はメダル系のもあったようですが…。
あったとしても、興味ないしなぁ~。
メダル終了



テーブル型のブロック崩しとかオセロとか。
(緑色の画面のやつ)

そのあたりだと、頑張れる気がするんだけど…。




ってことで。


サクッとできそうなコレ。
反射神経1

反射神経

自分で電源を入れるのですか?
了解です。
電源



そして、YAMAが参戦(笑)。



まあ、YAMAの反射神経はこんなもんです。




遊び終わったら、電源は抜きましょう。
終了

鉄剣タローのここ凄!その5


そして、やっぱり「愛」ですよ。
愛情1

愛情2

愛情3



なので、アイス食べようかと思ったんだケド。


その代わりにこれ食べました。
せんべい1

せんべい2



お絵描きせんべいをなめたらアカン、かなり難しい。
おえかき1



「やまもり」と書きたかったが失敗した!の巻き。
失敗



大雑把な柄にするのが上手く描くコツと心得ました。
成功

鉄剣タローのここ凄!番外編


お姉さんのようなお兄さんのようなお姉さんのような…。
そういう系の方たちが12時過ぎるころから集結する感じなんです。
(カップル×2、シングル×1が来た)

でも、そんなことは別にどうってことない。
そんな場所は各地いたるところにあるし、珍しくもない。

では、一体何が凄いのか?と言うと。

オーナーさんはきっと、「12時過ぎの常連たち」の話し相手っていうか…。
「お母さん」的な存在ではないかな?と思ったワケで。

実際、私たちが店を出た後に。
その常連さんたちと楽し気に話す風景が車から見えてたから。

何か、「お母さんイイね」と思った次第。


あと、これは余談なんだケド。

「そろそろ帰ろうかな~」と、車を出そうとした瞬間。

入れ違いにやって来た一般メンズ3人組。

その3人はどう見てもただの観光。
YAMAMORIと同様に「ウェーイ」感丸出し。

さて、あの3人。
「あの」店内に入ってどうなったのか…。

最後まで観察すれば良かったナ、と。

残念!でもこれが「やまもり」流だな


建物外観です。
「オートレストラン ゲーム」と書いてある。
鉄剣タロー外観1

見事に映ってない(笑)。



肉眼では「オートレストラン ゲーム」って、見えてるんですケドね。

一応、文字が見えるようにしてみる。
鉄剣タロー外観2





いや…。
言い訳すると、です。


ネオンとかついてるって思うワケですよ。
「24時間営業のオートレストラン」だし、ってね。
(って言うか。むしろ燦然と輝くネオンが見たくて夜遅くに出向いた…という・笑)



ですが。
そういう「思い込み」は良くないな、と反省しました。


多分、昔はネオンがついていたと推測します。





立て看板?もライトひとつ点いてない。
時たま通る車のライトを頼りに、何とか撮影。
鉄剣タロー看板1



修正かけたら赤外線カメラみたいになった(笑)
鉄剣タロー看板2



まあ、このブログは「ご紹介ブログ」…って訳ではないので。
全てに完璧を求めなくてもOKでしょう!


どうしてもちゃんとしたのが見たい!という方は。
「鉄剣タロー」で検索すればキレイな画像が山ほど出てきます。

鉄剣タローに行けて良かったよ


フード自販機って。
YAMAMORIの世代から言えば「懐かしい」でも良いんですケド。


この日訪れたのが、深夜10時半頃でね。


正直、「こんな時間にこんなに食べて大丈夫か…?」ってことですよ。
まあ、「体を張っての取材」ってことで(笑)。



ごく最近。
フード自販機のブームが再来か⁈という噂も聞こえてきます。

そう言われてみれば。
どこかのSAで見かけた気もします。


ただ、フード自販機の人気は復活しても。


今在るドライブインやオートレストラン。
それらにかつての賑わいは、もう、戻らないでしょう。

昭和の記憶と共に、風化の一途を辿っていくのかもしれません。



「ウェーイ」な感じで軽々しく訪れた鉄剣タロー。

そこは、時代の重みやアレやコレやが(ついでにカオスも)しっかりと詰まった、愛溢れる場所でした。


ありがとう、鉄剣タロー。
行けて良かったよ。

アクセスマップ


鉄剣タロー
埼玉県行田市下忍315-1
サイト
休館日:なし
営業時間:24時間
入場料:無料
駐車場:有/無料

特記:ごみの持ち込み、両替目的は入店禁止

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