秋の和歌山 ポルトヨーロッパ紀行
この日は和歌山のポルトヨーロッパに行ってまいりました。
ここポルトヨーロッパは1990年代後半、テーマパークブームの後半にリゾート愽とかいうものに合わせて作られたようです。
で、ポルト(porto)とはイタリア語で「港」ということらしいので、ポルトヨーロッパとはさしずめ「ヨーロッパ港」という感じでしょうか。
しかし「ヨーロッパ」と言っても、かなり広範囲ではないか?とは思います。
そこで調べてみると、ここのテーマは「フランス・イタリア・スペイン」の街並み再現…ということで、この「日本人的なヨーロッパ一括り感」に心が躍ります。
では早速、1990年代当時の「日本人的ヨーロッパ港」に入港です!
そこに一歩踏み入れば、そこにはベタな日本人の我々YAMAMORIが想像する通りの「ヨーロッパ的な街並み」が広がります。
どこの国の街並みでしょうか…。
海外に疎いYAMAMORIにはサッパリ分かりませんが、本能的にフランスではない気がします。
ではヨーロッパの街並みへ突入してみましょう!
「オーラ!」とか「チャオ!」って感じで陽気なおばちゃんかおっちゃんがバルコニーから手を振ってくれそうですね!(知らんケド!笑)
ところで。
ここで私が感心したのは窓や換気口の鉄格子、鉄柵や門扉などの鉄の装飾です。
実は非常に細かいように思います。
この装飾部分にアミューズメントをデザインしたデザイナーのこだわりが見えます。(⇐と、知った風な事を言ってみる・笑)
装飾は本国(どこか分かりませんが…)から取り寄せたのかもしれませんね。
あと建物に使われている壁のレンガやタイルなんかも、当時はバブルかかってましたから、贅沢に本場仕様かもしれないな、と。
オープン当初から20年を経た今、それやこれやも含めて全体的に老朽化している感は否めませんが、そこもまたリアリティとなっていて、本場(どこの国か分かりませんが)の雰囲気があります。
街並みでは、いたるところに様々な外国語の看板もかかっていて、異国情緒を盛り上げています。
SCUOLA DELLE BELLE ARTI
「美術学校」(イタリア語)とあります。
どう見ても民家のベランダにしか見えませんが。
写真右手にあるMontecarlo「モンテカルロ」は、さしずめ宿屋か飲み屋といったところでしょうか。
個人的には歓楽街の裏にありそうなアヤシイ宿っぽい気もしますが…。
(※このモンテカルロについては、色々と個人的に言いたいことが山ほどあるのですが、YAMAのピー規制により削除されました。)
HERBOLERIO de ABUELITA PILAR
(HERBOLERIO⇒HERBOLARIO?)
「ピラールおばあちゃんの薬草」(スペイン語)とあります。
日本で言うところの漢方薬局…といったところでしょうか。
熟練おばあちゃんの調合は効き目がありそうです。
ピラールおばあちゃんは人生相談にものってくれそうな気がします。
LAVENDARIA TITOLARE SIG A BLANCO PULITO
(LAVENDARIA⇒LAVANDARIA?)
「Mr.クリーンブランコのクリーニング屋」(イタリア語)とあります。
お得意先はもちろん、モンテカルロでしょう。
それにしても。
さっきの薬草herbolerio ⇒herbolario?もそうですが、ここでもスペルの違いが…。
私はイタリア語のこともスペイン語のこともサッパリ分かりませんが、スペルミスなんでしょうか…。
それともわざとでしょうか…。
海外で見かけることありますよね、変な日本語表記。
「フラソス」とか「ワリーム」とか「ヲーメン」とか…。
こういった変な日本語を見ると「ああ、海外に来たね~」って感じになりませんか?
なので、海外の観光客に向けて!
あえて「ここはニッポン!」という主張とともに、ある意味、逆異国情緒を醸し出すための手の込んだ作戦なのでしょうか…。
もしかすると「ニッポンジン、マチガエテルネ~HaHaHa~!」的な笑いを狙っているのか??
だとすると、それは個人的にキライじゃないぞ!
と、まあ。
ミスであれ作戦であれ、いずれにせよこっちはgoogleとexciteを駆使して必死で訳してますので、迷惑な話です、まったく…笑。
ということで、次行きます!
PIAZZA DANTE
「ダンテ広場」(イタリア語)とあります。
私はてっきり「ピザ屋ダンテ」の看板かと思いました。
ピザではなくピアザ(プラザ)ですね・笑。
そしてここはダンテ広場の食堂…という感じでしょうか。
食堂ではこのエプロンのお姉さんがサービスしてくれるようですが、椅子の配置から察するに、この扉からお姉さんが出てくることはなさそうです。
ここでまさか!のカリフォルニア…。
ここは「黙して語らず」、が良いでしょう。
通りすがりの私ごときが何かを言える立場でもありませんし。
さて。
ここポルトヨーロッパはヨーロッパ的街並みだけではなく、実はこんな楽しい仕掛けもあります。
いたるところに童話、というか寓話ですね。
それをテーマにしたコーナーが点在しています。
毎度おなじみ、アヒルに対して少々失礼ではないか?という話ですね!
アーチの傍にアヒルが申し訳なさそうに佇んでいます。
このお話もよく読みました。
ジャックの目がちょっとアブナイ感じですが…
やはり、ジャックの足元にいたこの犬に原因があるのかな?という気がします。
豆の木から落下してしまったのでしょうか…。
それにしても。
頭から地面に埋もれてしまった上に、尻尾まで失ってしまったこの可哀想な犬を、薄笑いで見つめる埴輪みたいな人は一体何者なのでしょうか。
右の小さい家が、下界のジャック家かと思いますが、私は隣のタイルみたいなのが気になって仕方なかった…、という謎の多いジャックと豆の木でした。
こちらも良く読んだ物語です。
これは物語佳境の名場面ですね!
しかし…。
それぞれの胴体が長いのは良いとして、特にネコ。
頭部分と後ろ足部分の遠近の比率及び角度に三半規管がクラクラします。
アナログな3D効果による演出でしょうか。
ところで、音楽隊の動物たちの順番って、覚えていますか?
そう、下から「ロバ」「イヌ」「ネコ」「ニワトリ」なんですが…ここのニワトリはどこかに飛んでいってしまったようです。
こちらも皆さんよくご存知かと思います。
で、赤ずきんちゃんは食べられてしまいました。
3匹の兄弟豚が頑丈なレンガの家で幸せに暮らした話ですね。
そう言えば、ここに登場するオオカミは、最後、釜茹でされるんでしたっけ?
思えば、こういった童話(寓話)って、結構、残酷ですよね・笑。
ってことで、豚たちは仲良く買い物にでも行っているのかお留守です。
水と言えばマーメイド。
マーメイドと言えば水、ということで。
さてさて、本日のメインエベントはコチラ。
意地悪なお姉さんが足の指を切り落としたにもかかわらず、王子と結婚できなかった…という怖い物語ですね。
しかしこの馬車はこれまでどれほどのシンデレラを乗せて走ったのか…。
シンデレラの数はこの床のみぞ知る…といったところでしょう。
この他にもまだまだ見どころ満載のポルトヨーロッパ。
全てを語るときりがありませんので今日はこの辺で。
次回は『和歌山ポルトヨーロッパ探訪記』です。
遊園地ゾーンへと向かってみたいと思います。
ポルトヨーロッパ -和歌山マリーナシティ-
和歌山県和歌山市毛見1527
http://www.marinacity.com/porto/
定休日:毎週火曜日
営業時間:10時~17時
入園料:無料(アトラクション有料/パスポートあり)
駐車場:1,200円/日(特別指定日(花火開催予定日等)は1,500円/日)
ここポルトヨーロッパは1990年代後半、テーマパークブームの後半にリゾート愽とかいうものに合わせて作られたようです。
で、ポルト(porto)とはイタリア語で「港」ということらしいので、ポルトヨーロッパとはさしずめ「ヨーロッパ港」という感じでしょうか。
しかし「ヨーロッパ」と言っても、かなり広範囲ではないか?とは思います。
そこで調べてみると、ここのテーマは「フランス・イタリア・スペイン」の街並み再現…ということで、この「日本人的なヨーロッパ一括り感」に心が躍ります。
では早速、1990年代当時の「日本人的ヨーロッパ港」に入港です!
そこに一歩踏み入れば、そこにはベタな日本人の我々YAMAMORIが想像する通りの「ヨーロッパ的な街並み」が広がります。
どこの国の街並みでしょうか…。
海外に疎いYAMAMORIにはサッパリ分かりませんが、本能的にフランスではない気がします。
ではヨーロッパの街並みへ突入してみましょう!
「オーラ!」とか「チャオ!」って感じで陽気なおばちゃんかおっちゃんがバルコニーから手を振ってくれそうですね!(知らんケド!笑)
ところで。
ここで私が感心したのは窓や換気口の鉄格子、鉄柵や門扉などの鉄の装飾です。
実は非常に細かいように思います。
この装飾部分にアミューズメントをデザインしたデザイナーのこだわりが見えます。(⇐と、知った風な事を言ってみる・笑)
装飾は本国(どこか分かりませんが…)から取り寄せたのかもしれませんね。
あと建物に使われている壁のレンガやタイルなんかも、当時はバブルかかってましたから、贅沢に本場仕様かもしれないな、と。
オープン当初から20年を経た今、それやこれやも含めて全体的に老朽化している感は否めませんが、そこもまたリアリティとなっていて、本場(どこの国か分かりませんが)の雰囲気があります。
街並みでは、いたるところに様々な外国語の看板もかかっていて、異国情緒を盛り上げています。
SCUOLA DELLE BELLE ARTI
「美術学校」(イタリア語)とあります。
どう見ても民家のベランダにしか見えませんが。
写真右手にあるMontecarlo「モンテカルロ」は、さしずめ宿屋か飲み屋といったところでしょうか。
個人的には歓楽街の裏にありそうなアヤシイ宿っぽい気もしますが…。
(※このモンテカルロについては、色々と個人的に言いたいことが山ほどあるのですが、YAMAのピー規制により削除されました。)
HERBOLERIO de ABUELITA PILAR
(HERBOLERIO⇒HERBOLARIO?)
「ピラールおばあちゃんの薬草」(スペイン語)とあります。
日本で言うところの漢方薬局…といったところでしょうか。
熟練おばあちゃんの調合は効き目がありそうです。
ピラールおばあちゃんは人生相談にものってくれそうな気がします。
LAVENDARIA TITOLARE SIG A BLANCO PULITO
(LAVENDARIA⇒LAVANDARIA?)
「Mr.クリーンブランコのクリーニング屋」(イタリア語)とあります。
お得意先はもちろん、モンテカルロでしょう。
それにしても。
さっきの薬草herbolerio ⇒herbolario?もそうですが、ここでもスペルの違いが…。
私はイタリア語のこともスペイン語のこともサッパリ分かりませんが、スペルミスなんでしょうか…。
それともわざとでしょうか…。
海外で見かけることありますよね、変な日本語表記。
「フラソス」とか「ワリーム」とか「ヲーメン」とか…。
こういった変な日本語を見ると「ああ、海外に来たね~」って感じになりませんか?
なので、海外の観光客に向けて!
あえて「ここはニッポン!」という主張とともに、ある意味、逆異国情緒を醸し出すための手の込んだ作戦なのでしょうか…。
もしかすると「ニッポンジン、マチガエテルネ~HaHaHa~!」的な笑いを狙っているのか??
だとすると、それは個人的にキライじゃないぞ!
と、まあ。
ミスであれ作戦であれ、いずれにせよこっちはgoogleとexciteを駆使して必死で訳してますので、迷惑な話です、まったく…笑。
ということで、次行きます!
PIAZZA DANTE
「ダンテ広場」(イタリア語)とあります。
私はてっきり「ピザ屋ダンテ」の看板かと思いました。
ピザではなくピアザ(プラザ)ですね・笑。
そしてここはダンテ広場の食堂…という感じでしょうか。
食堂ではこのエプロンのお姉さんがサービスしてくれるようですが、椅子の配置から察するに、この扉からお姉さんが出てくることはなさそうです。
ここでまさか!のカリフォルニア…。
ここは「黙して語らず」、が良いでしょう。
通りすがりの私ごときが何かを言える立場でもありませんし。
さて。
ここポルトヨーロッパはヨーロッパ的街並みだけではなく、実はこんな楽しい仕掛けもあります。
いたるところに童話、というか寓話ですね。
それをテーマにしたコーナーが点在しています。
毎度おなじみ、アヒルに対して少々失礼ではないか?という話ですね!
アーチの傍にアヒルが申し訳なさそうに佇んでいます。
このお話もよく読みました。
ジャックの目がちょっとアブナイ感じですが…
やはり、ジャックの足元にいたこの犬に原因があるのかな?という気がします。
豆の木から落下してしまったのでしょうか…。
それにしても。
頭から地面に埋もれてしまった上に、尻尾まで失ってしまったこの可哀想な犬を、薄笑いで見つめる埴輪みたいな人は一体何者なのでしょうか。
右の小さい家が、下界のジャック家かと思いますが、私は隣のタイルみたいなのが気になって仕方なかった…、という謎の多いジャックと豆の木でした。
こちらも良く読んだ物語です。
これは物語佳境の名場面ですね!
しかし…。
それぞれの胴体が長いのは良いとして、特にネコ。
頭部分と後ろ足部分の遠近の比率及び角度に三半規管がクラクラします。
アナログな3D効果による演出でしょうか。
ところで、音楽隊の動物たちの順番って、覚えていますか?
そう、下から「ロバ」「イヌ」「ネコ」「ニワトリ」なんですが…ここのニワトリはどこかに飛んでいってしまったようです。
こちらも皆さんよくご存知かと思います。
で、赤ずきんちゃんは食べられてしまいました。
3匹の兄弟豚が頑丈なレンガの家で幸せに暮らした話ですね。
そう言えば、ここに登場するオオカミは、最後、釜茹でされるんでしたっけ?
思えば、こういった童話(寓話)って、結構、残酷ですよね・笑。
ってことで、豚たちは仲良く買い物にでも行っているのかお留守です。
水と言えばマーメイド。
マーメイドと言えば水、ということで。
さてさて、本日のメインエベントはコチラ。
意地悪なお姉さんが足の指を切り落としたにもかかわらず、王子と結婚できなかった…という怖い物語ですね。
しかしこの馬車はこれまでどれほどのシンデレラを乗せて走ったのか…。
シンデレラの数はこの床のみぞ知る…といったところでしょう。
この他にもまだまだ見どころ満載のポルトヨーロッパ。
全てを語るときりがありませんので今日はこの辺で。
次回は『和歌山ポルトヨーロッパ探訪記』です。
遊園地ゾーンへと向かってみたいと思います。
アクセスマップ
ポルトヨーロッパ -和歌山マリーナシティ-
和歌山県和歌山市毛見1527
http://www.marinacity.com/porto/
定休日:毎週火曜日
営業時間:10時~17時
入園料:無料(アトラクション有料/パスポートあり)
駐車場:1,200円/日(特別指定日(花火開催予定日等)は1,500円/日)
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