(池田市) 五月山公園 からの (東淀川区) 柴島浄水場 桜通り抜け お花見三昧紀(1)

(池田市) 五月山公園 からの (東淀川区) 柴島浄水場 桜通り抜け お花見三昧紀(1)
ここ二年ほど、お花見に行けてないな〜と思い出し。

そう、毎年「お花見そろそろだねー」とか思っていると。
ふと気がつけば、「こどもの日」まで日常がワープしている…。
というのはよくあることです。

皆様もきっと私たちと同じように、日常の時間軸のバグが発生しますよね?


ということで。
幸せの女神の後ろ髪と桜の花は、気がつけば散っている。
のんびりしてたらあっという間にチャンスは過ぎ去ってしまうのです。


入手した情報によると、どうやら今年(2024)の大阪の満開予定は4月4日!
「よっしゃこれいい感じに間に合ってる?」ってことで、いくつかの候補地の中から「池田市の五月山公園」に決定。

ここにはウォンバットがいる「五月山動物園もある」とのことなので、ワクワクプラン追加です。



いざ!五月山公園へ


さて、本丸への道中もいい感じでお花見の気配がプンプンです。
あちらに見えるは花桃でしょうか…、とても綺麗です。


1本の木に2色の花を咲かせるのは「源平咲き」と呼ばれていて、縁起ものでもあるようです。
これは春から縁起がいいやぃ!と幸先のよいスタートです。


デジャブ


公園の近隣には駐車場が4ヶ所くらいあります。
春休みということもあり、平日にもかかわらずいちばん近い駐車場は満車。
ですが、ほどなく止めることができラッキー!これは源平咲き効果でしょうか。


さてさて。いちばん近い駐車場から公園&動物園はもう目と鼻の先。
まずは動物園か、お花見弁当か…。

早速、人生の岐路が訪れますが、「まずはウォンバットでしょう!」とのYAMAの一声で途端に人生が動きだす。

動物園の中では、可愛いアニマルベンチがお出迎えの準備も万端。

YAMAも待ちきれず門に突進。

そんなに動物園好きやった??知らんかった…と、ツッコミ入れる間もなくこれですよ。

いや、だからね。調べてから来ようよ、ってことですよね。
あーそういや以前も似たようなことがあったなと、今、思い出し。
まったく、デジャブです。(デジャブの詳細が気になった人は、時間があるときに▶︎▶︎コレ読んで

動き出した人生は秒で停止のため、とっととプラン2へ変更。
お弁当もといお花見満喫プランを実行します。

私たちとの別れを惜しむかのような、(多分)エミューの「べぇ〜」とか「ばぁ〜」とか、ヤギ的な哀愁漂う鳴き声に後ろ髪引かれつつ、本丸へと向かいます。



たかが、しかし、されど2日間


「さあ!今日はお花見だ!しかも二年ぶりだ!人並みの日常だ!」と、坂道アップダウンのワイルド系公園に心拍数も鼻息もアゲアゲに進みゆく我らを出迎えてくれるのは、満開の…桜…?


ん〜。
私は桜の気持ちをまったく理解できていませんでした。

満開予定を2日後に控え、6分咲きくらいを予想していたのですが、少々読みが甘かったようです。
場所によりバラつきはありますが、だいたい体感3分咲きくらいでしょうか。



たかが2日、されど2日です。

いやだがしかし、です。大事なのは桜の量じゃない。
そう、大事なのは「お花見に来た」という今日この瞬間だ!ということで、適当な場所でお弁当タイム。

出がけにチャチャっと有り合わせで作った二人前おにぎり弁当。
盛り付けはイマイチ(かも)ですが、外で食べるとそれなりに美味しい。


桜にはまだ早かったけど、木々の緑も清々しく「良いお日和だなー来てよかったなー」と、何気にふと空を見上げると、これまた目に飛び込んできたのがこちらの風景。


わかりますか?矢印あたりの葉っぱ。
ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんが、ソテツが違う木から生えてる…。

見た瞬間は、「遺伝子操作的なソテツの新種発見か?!」とビックリしましたが、よくよく見ると、ほぼ同じ場所から二本の木が寄り添うように生えてます。



世間では、二極化だーワンネスだーと賑わっておりますが、これこそが共存共生。
自然界では、すでに一歩先ゆく世界観を静かに示してくれているのかもしれません。



ストーントラップ


ということで。
新たな世界の啓示をうけつつ、お腹も満たされましたところで。
サクッと公園を見渡せば、何やらオブジェがあります。

半笑いの馬やら


謎の鳥とともに地面に横たわる龍やら


曲芸的な親子象やら。



私的には「なぜに??」というオブジェなのですが…。
「なぜに??」という感じで、子供達には大人気でした。

世の中はアメージングに満ちています。


そう!そしてアメージングといえばこちらの石碑。


刻まれた碑文を読もうと裏に回ってみると、何も書いてない…。(注:反転写真ではございません)


まさかのトラップでした。

もとい。
碑文でもトラップでもなく、アートな「ずん」でした。




新たな桜を求めて


謎オブジェと戯れほんのりと童心に帰りましたところで、(動物園に行けなかったので)まだ陽も時間もあります。
せっかくですから、「五月山有料ドライブウェイも巡ってみよう!」ということになりました。

さすが、有料ドライブウェイは快適です。
やはりこちらも桜は少し早かったのですが、ロケーションは爽快。平日ということもあり対向車や追随車もほぼなく。




道沿いの山肌や崖沿いには自然の桜の木々が立ち茂り、「きっと満開時期にはCMの一コマ気分で走れそうだよねー」と、満開の桜を妄想しつつ、のびりドライブを満喫できました。


ドライブウェイには要所で駐車スペースや展望スペース、トイレもあります。




ベンチからは眼下に広がる市街地の夜景が一望できます。



この五月台の桜は定期的に植樹されているようで、それぞれの木に、植えられた方(か、ご寄付された方)のお名前プレートが付いていました。


素晴らしい取り組みです。

子や孫の世代には、きっと、モッサモッサと桜咲き乱れる日本屈指の桜の名所となっていることでしょう。
この目でそれを見られるかはわかりませんが、ぜひ、桜の季節以外にも訪れたいと思います。


この後、ドライブウェイからそのまま箕面の勝尾寺あたりもぐるっと回って、あてもなく景色の良いルートを彷徨い走り、いよいよ陽も落ちてきたころ。
「ここ行こうか…」と、YAMAが見つけた先が「柴島浄水場の桜の通り抜け(無料)」です。



ということで。
ここで一旦小休止。
柴島夜桜見物は、次回にお話ししたいと思います。


ぜひ、お時間がありましたら、こちらの▶︎▶︎「お花見三昧紀(2)」も併せてお読みいただけますと幸いです。



アクセスマップ


五月山公園(五月山公園総合案内所)
池田市綾羽2丁目5-33
https://www.ikedashi-kanko.jp/spot/recommend-spot01
休館日:なし(総合案内所は火曜日)
営業時間:なし(総合案内所は午前9時~午後5時00分まで)
入場料:なし
駐車場:あり 五月山第1駐車場:67台、第2駐車場:28台、第3駐車場:65台
特記:動物園・五月山公園入り口へは第2駐車場が便利です。(ただし、休日・シーズン中は、すぐに満車になります)



アクセスマップ


五月山ドライブウェイ
大阪府池田市綾羽2丁目(入り口料金所)
サイト
休館日:午後10時から午前5時まで通行禁止、自動二輪・原付は終日通行禁止。
    そのほか、イベント開催時は通行止め。
    ・さくらまつり(4月上旬の土・日)11:00~18:00
    ・猪名川花火大会(8月中旬)18:00~21:00
    ・がんがら火祭り(8月24日)18:00~21:00
     
営業時間:午前5時〜午後10時
入場料:普通自動車:300円 / 大型自動車:700円
駐車場:無料(展望スペースなど要所に駐車スペースあり)
特記:自動車専用道路です。バイク等は通行できませんのご注意ください。
   五月山から、箕面市止々呂美方面(国道423号方面)と、箕面ダム方面に抜けることができます。
   五月台の駐車スペースは普通車5〜6台分くらいの広さです。


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