座頭市-やわ肌仁義-を観てきたよ

お久しぶりの、若木志帆。
変わらず熱演でございました。

公演はこちら

（サブタイトルが「やわ肌〜」となっておりますが、どちらかというと女子たちはかなりパワフルでした・笑）

さて。
こちらの劇場は初めてお伺いしましたが、知る人ぞ知る心霊的スポット、ということです。
（YAMA・MORIともに零感なのでどうということもなく、バカ笑いしながら楽しく観劇いたしました）

霊感のある若木は舞台裏で「足を掴まれた」らしいですが、、、。
そうですねぇ…。
私どもが掴まれたのはハート…くらいでしょうか。（上手いっ！）

と、変な自画自賛はさておき。

若木は今回、殺された父のかたきを打つため、男まさりの女渡世人となって敵陣に一人乗り込む…という、なかなか面白い役どころでした。
鼻っ柱が強く気持ちだけは一人前以上。
だけど、どこか頼りない甘ちゃんさが残る…そんな役柄をうまく表現していたと思います。

座頭市の稲森さんは「さすが」というのもおこがましいのですが、さすが！の演技力。
すっかり「稲森座頭市」の世界に引き込まれました。
ドタバタシーンの匙加減も絶妙で、下品になりすぎないところがよかったです。

千穐楽ということもあって、出演者全員サービスマシマシだったのかな…という感じで、出演者さんそれぞれに個性があって、楽しく飽きない舞台でした。やはり千穐楽っていいですね。

個人的にはこちらの親分さんが印象的で

なんかもう、髪型といいキャラといい表情といい、全てがイイ味でした。

面白いと言えば、もう一つ。
時代劇でお馴染み一宿一飯のご挨拶、「お控えなすって」の完全版が大公開！
これはかなり興味深く拝見しました。
ご挨拶は定型文とのことで、今でいうところの「〜〜の候、貴社ますますの〜」みたいな感じでしょうか。
帰り道々、YAMAとも話していたのですが、戦国時代の「やーやー我こそはー」の名乗りの延長線上にあるような気もします。

ということで。
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