劇団土竜「桜刻（はなどき）」を観たんだケド

いや～。
劇団土竜さんと言えば。
前回の記念公演「Sin,」にはかなり泣かされましたが…。

今回は「桜刻(はなどき)」を観劇です。

それにしても劇団土竜さんって、タイトルの付け方が上手いな…と思います。

さてさて。
ストーリーは真田兄弟の対決が見せ場となる王道の内容です。

佐助が女性だったり十蔵が幸村を裏切ったりと、細かいアレンジはあるものの。
大どんでん返し的なものはなく、流れとしてはみんなが良く知るストーリーです。

時代は違えど「衣裳が着物系」というビジュアル、そして、演出や構成の感じが前回と似ているからか…。
あるいは私に耐性がついたのか(笑）。

要所にグッとくる場面はありましたが、今回の作品では大泣きすることもなく。
（ですが、斜め後ろあたりのお客さんは、グスングスンと泣いてましたケド）

シャーっと走るカーテン（？）中幕（？）も、パネルショーも健在で
「いや～、土竜さんの公演観たわ～！」感を満喫いたしました。

というわけで、左は若木、右が本多忠勝役の鎌田健太郎さん。

鎌田さんはダンディーな見た目もステキなんですが、演技がまたさらに素晴らしい！

何て言うのか…。

ストレスフリーな演技とでも言いましょうか…。
声、顔、演技と、期待を裏切らない実力です。

「Sin,」では父親役を見事に演じられていましたが
今回も父親、そして家臣を見事に演じられていて素晴らしかったです。

ということで。

今回の若木は淀君です。